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2024年9月14日(土) 10:55 ~放送

スポーツドキュメンタリー

パリパラリンピック車いすテニス金メダリスト「小田凱人」18歳。
「ずっと夢が続いている」。9歳で骨肉腫を患い、壮絶な手術を経験するが、それは小田凱人としての夢の始まりだった。入院中に出逢った”車いすテニス”に魅了され、15歳でプロ宣言をすると「病気と闘う子供たちのヒーローになる」と誓いを立てた。

不屈の精神と努力で、次々と車いすテニス界の最年少記録を更新。すでにグランドスラムを三度制覇するなど、多くのメディアから注目される存在となった。名実ともに世界のトップへと駆け上がった小田凱人が未だ手にしていないものはパラリンピックでの金メダル。

その舞台となったのは、名前の由来でもある凱旋門のあるフランス・パリ。それはまさに運命的な巡り合わせだった。18歳が挑んだ軌跡に迫る!
ナレーションを務めるのは「AK-69」!小田とも親交のあるヒップホップ界のキングがナレーションに初挑戦!!

<出演>
小田凱人

<ナレーション>
AK-69

<ディレクター>
神谷英政(東海テレビ) 山田英貴(東海テレビ)

<プロデューサー>
吉野健(東海テレビ)

<制作>
東海テレビ

2022年12月28日(水) 24:25~放送

スポーツドキュメンタリー

【番組内容】
日本を代表するスポーツでもある野球。数億円という契約を結ぶ一流選手がいる一方で、戦力外通告を受ける選手は毎年100人以上に及ぶ。平均20才代後半から始まる、プロ野球選手の“セカンドキャリア”とは?異色の道を歩むことになった者や、アスリートにこだわる者。そして、諦めずに野球選手として生きる道をさがす者。様々な「元プロ野球選手」の人生ドラマを通じて、第二の人生を歩む楽しさ、難しさ、たくましさを描く。今回取り上げる選手は、元ドラゴンズ選手の鈴木翔太と三ツ間卓也の2人。

■鈴木翔太(27)
<元ドラフト1位右腕の再出発目標はプロゴルファー>
 2013年にドラフト1位でプロの世界へ。背番号18を託され、将来のエースとして期待されていた。しかし、血行障害を発症し2021年に現役を引退。不完全燃焼に終わった男が選んだ道は、プロゴルファー挑戦。ゴルフに挑戦する理由のウラには、ある人物との絆があった。その人は、高校時代の恩師・高岸佳宏さん。彼もまたプロ野球選手を戦力外になった後に、プロゴルファーになった経歴の持ち主。今ではコーチとして、鈴木翔太のトレーニングをサポートしている。一流になれなかった過去。若くして夢敗れた葛藤や迷い。そんな思いを分かち合ってくれる恩師とともに、プロゴルファーという新たな目標を追いかける。

■三ツ間卓也(30)
<2021年に現役を引退し、「イチゴ」にかける第二の人生>
 2015年に独立リーグからドラゴンズに入団、育成選手から支配下契約を勝ち取った苦労人。現在は農業学校に通い、目指すはイチゴ狩り観光農園。文字通り「畑違い」の分野で勝負に挑む再出発の行方を追いかける。開業への道のりは、今までの人生では経験のないことばかり。観光農園オープンが“ドラフト指名“ならば、今は農家を目指す“独立リーガー”だ。家族の運命も背負ったチャレンジの先には、どんな未来が待っているのか。

【斎藤佑樹コメント】
挑戦し続ける彼らの姿を見て、改めて、ずっと野球を追い求めてきた選手がそれ以外の仕事に就くというのは大変なことだと思いました。
 僕自身もそうですが、セカンドキャリアは当然思うようにはいかないし、誰かの助けを借りないと生きていけない。でもそんな中で試行錯誤して、前を向いて進んでいる姿に、僕もすごく勇気をもらいました。
 プロ野球選手になった人間が、その先どういうキャリアを歩むのか。子どもの頃から夢見ていたプロ野球選手になることが人生のゴールではない。そんなセカンドキャリアの現状を知ってもらう良いきっかけになれば嬉しいです。

【ディレクター:竹内一喜(東海テレビ)コメント】
 逆境に立ち向かうことや、不可能と思われることに挑む姿。そんなアスリートの生き様に刺激をもらいながら、私は普段からディレクター業をしています。人生を野球に捧げてきたプロ野球選手が、野球以外の世界に踏み出したとき。そこにどんな道があり、葛藤があるのか。そして彼らはどのようにして壁を越えていくのか。異競技のゴルフ、そして畑違いの農家を目指す彼らだからこそ、プロ野球選手だった頃には想像もつかない物語が待っているのだろうと考え、2人のセカンドキャリアを追いました。
 番組のナレーターは、去年プロ野球選手を引退した斎藤佑樹さん。主人公の2人と同じ目線に立ってもらえる人物という点で、私の中では斎藤さん以外の選択肢がありませんでした。斎藤さんにとっても、初となるドキュメンタリー番組のナレーション。もちろん最初から上手くはいきません。それでも何度も収録を繰り返す中で、感情を言葉に乗せたり、微妙な間合いをつくったりと、こちらの意図に真摯に向き合ってくださいました。

<出演者>
ナレーター:斎藤佑樹(元北海道日本ハムファイターズ投手)

<スタッフ>
ディレクター:竹内一喜(東海テレビ)
制作著作:東海テレビ

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