変わるPTA

家族のスタイルの多様化、新型コロナ、デジタル化…世の中は大きく変わっているのに―。
昔から続く、強制的なPTA活動のあり方に苦しむ保護者は少なくありません。
PTAはもう限界。変えたくても、学校や地域の人たちに理解してもらえない。そんな役員の声も聞かれます。

みんなずっとそうしてきたのにズルい。卒業までのガマン。
子どもを思う親の気持ちは変わりませんが、PTAには「変えづらい」事情もあります。
誕生から70年以上にわたって蓄積された社会のひずみも透けて見えるようです。

PTAは「変わる」のでしょうか、それとも…。
私たちはみなさんの声をもとに、PTAをめぐる問題について考えていきます。ご意見や情報をお寄せください。

これまでの記事

寄せられたご意見

  • クジで来年度のPTA役員になりました。最初の集会から、会長が「先生方の負担を減らすため、私たちが頑張りましょう。みなさん、お仕事もあるかと思いますが、できるだけPTAを優先してください。」と演説されました。クジで「当たってしまった」という認識の他の役員は、そこまでの熱意はありませんし、私は4月に転職するため、とても有休が取とれません。選ばれたら、やらなきゃいけない、という制度、本当に何とかしてほしいです。特集されていたように、イベント毎にボランティアを募る形であれば、自分の都合に合わせて気持ちよく参加できるのに…。柔軟な考え方が、もっと拡がって、新しい当たり前になってくれたらな、と感じました。

    ティンカーベル

  • 私の学区では今年からPTA加入の同意書が求められて、同意しない選択肢を選ぶことも可能ではありました。しかしPTAに加入しないと、子供の通学団の役員が優先的に毎年回ってくるという慣習があり、共働きフルタイムではとてもこなせる役割ではありません。結局、腑に落ちないまま、PTA加入に同意する選択をしました。任意であるはずのPTAと、通学団の役員を罰則かのように関連付ける慣習…一家庭ではどうすることもできずもどかしい思いです。

    わんころもち

  • 自身が子供の頃PTAに守られて育った世代の中、今の子供等達をPTAで守らないのは違うと思います。自身の子供が学校で何をしてるのか知る良い機会だと思うのでPTAは必要だと思います

    さばいばー。

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