現在、大ヒット上映中の映画「かぐや姫の物語」。
そんなかぐや姫の声を担当した朝倉あきさんと
主題歌を歌われた二階堂和美さんに
インタビューしました。
映画を観る前は、
"ジブリがかぐや姫"を描くということが
ちょっと意外にも思え、『どんな作品なのだろう』と
なかなか想像できずにいました。
しかし、実際観てみると"かぐや姫"は、
自分の意志をしっかり持ち、
荒波に翻弄されながらも、強く逞しく生きていく
女の子で。
シータ(天空の城 ラピュタ)やナウシカ、キキ(魔女の宅急便)
といったこれまでのジブリ作品のヒロインと
重なる部分が多くなりました。
そして、ジブリファンである私にとって
歴代ジブリキャラクターの中でも
ベスト3に入るほど大好きな女の子になりました。
絵の素晴らしさ、物語の素晴らしさももちろんですが、
朝倉さんの声がかぐや姫というキャラクターにぴったりで、
感動を大きなものにしてくれたのだと感じました。
特に『生きている実感があれば幸せだった』という
セリフは、今も心に沁みこんでいます。
そして、決してハッピーエンドとは言えないこの映画。
そんな物語の最後に
二階堂さんの主題歌「いのちの記憶」が流れることで
観ているこちらを慰め、前向きな思いに導いてくださいました。
精一杯生きること。
そして、今自分がいる現実の素晴らしさを
教えてくれるこの作品。
映画『かぐや姫の物語』は絶賛公開中です☆