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4話見どころ&嶋大輔さん・敦士さんインタビュー

#インタビュー

2022.10.29

ぶっとびワールドに俳優陣ノリノリ!?
嶋大輔 劇中であのセリフ!
敦士の変ポーズ!? チャンカワイ「惚れてまうやろ~」

土曜の夜が楽しみ過ぎる!と話題の大地真央主演・土ドラ『最高のオバハン中島ハルコ』。大地演じる中島ハルコのぶっとんだキャラクターに「痛快!」「スカッとする!」といった声が多い中、演じるゲスト俳優陣が他では見せない顔を見せるのも今作の魅力。

第一話では名優・麿赤兒が渾身の力で「イエス!」と叫び、第三話では名古屋出身のベテラン女優・赤座美代子が台本のト書きに「ゾンビのよう」と書かれたシーンをト書きそのままに体現!俳優陣がありえない世界を本気で演じているからこそ、本気で笑え、楽しめるのかもしれない。

第4話では、岐阜発祥と言われる「近代養蜂」にスポットを当てつつ、熟年離婚の危機からメディアまで、ハルコがバッサバッサと斬っていくという。そして第四話のゲストにもハルコワールドの洗礼が!
キーパーソンとなる嶋大輔には監督からとあるリクエストが。往年の嶋ファンなら「おお!」と思わず前のめりになるとあるセリフを劇中で叫ぶという。ということで元名物 TV プロデューサー・猪俣豪(いのまた・ごう)役を演じた嶋に話を聞いた。

嶋大輔インタビュー

猪俣の転身「僕はビビッて無理」。大地とは「35年ぶりの共演」!

猪俣豪とは、どのような役?
昭和気質の TV プロデューサーが早期退職して養蜂家に転身するんですが、ある事情があって奥さんに内緒で動いてしまうんです。
いくら退職金がもらえると言っても、そんな思い切った転身、僕には無理です、ビビっちゃいます(笑)。それだけ蜂蜜愛にあふれた人なので、近代養蜂や蜜蜂についての説明セリフが多いのですが、養蜂場のシーンを監修していただいたプロの方から教えてもらったことが凄く勉強になったし、役作りになりましたね。

衣装合わせの時に監督から「ハートフル・コメディー・タッチで」というリクエストがあったので、それを意識しながら演じています。もちろん、局内のシーンでは“プロデューサー巻き”をしています(笑)!
大地との共演経験&印象について
大地さんとは 35年前に2時間ドラマ*でご一緒して以来。当時はバブルで海外ロケだったこともあり、僕の中では印象深い作品でしたので、今回オファー時に「大地さんが主演」と聞いて当時を懐かしく思い「早くお会いしたい!」となりました。初共演時は宝塚歌劇団を退団されたばかりで“THE 男役トップスター”という印象があったので、今回の撮影前に前作の映像を見せてもらって「大地さん、こんなブッ飛んだ役もおやりになるんだ!」と衝撃を受け、共演がますます楽しみになりましたね。
*1987 年 TBS 正月ドラマ、郷ひろみ主演『翔んでる警視Ⅱ』。

“ハルコ”大地の高笑いがツボ!“いづみ”松本は女王蜂好き⁉

印象的な現場エピソードについて。
養蜂場での撮影の合間では蜂蜜の飲み方で盛り上がりました。僕は蜂蜜とリンゴ酢を混ぜて冷たい水で割って飲むだけなんですが、お 2 人は紅茶に入れたり、料理に入れたりと色々活用されているようですね。

松本さんは蜜蜂に興味津々で、みんなが休憩している間も蜂がブンブン飛んでいるケージの中にスマホ片手に防護服で入って行って「女王蜂を撮りたい」と蜂まみれになりながら一生懸命、女王蜂を探していた姿が印象的でした。

そして僕にとっての一番のツボは“ハルコさんに夫婦で叱られたシーン”の後のハルコ演じる大地さんの笑い方!「こんな笑い方して大丈夫ですか⁉」と思うほど面白く、去っていく後ろ姿に「大地さんカッコイ~」となりました。
視聴者へのメッセージをお願いします。
僕が演じる猪俣が名物プロデューサーから養蜂家になろうとすることがきっかけで、女房とこじれるなかハルコさんが色々な方法を考えてくれ、物語が思わぬ方向に進んでいきます。最後はハルコさんの痛烈なセリフが怒涛の勢いであり、痛快さが感じられる話になっていますし、監督が僕に言わせたかったという“あるセリフ”も登場するので是非楽しみにしていてください!

第4話では東海テレビの情報番組「スイッチ!」のスタジオでのロケも敢行したという。第1シーズンに引き続き、チャンカワイ役でチャンカワイをキャスティング。今回もチャンの持ちネタ「惚れてまうやろ~」をストーリーに組み込むなど、スタッフの遊び心も健在。

今回はさらに、「スイッチ!」でレポーターを務める岐阜出身の敦士(あつし)がめちゃめちゃイケてるイケメン社長・風間航大(かざま・こうだい)役で出演。普段とは違うスタジオでの収録はどうだったのだろうか?話を聞いてみた。

敦士インタビュー

怪しい社長役!?「故郷のようなスタジオで凄い緊張」!

風間航大役のオファーを受けて
土ドラ枠は 6 年ぶり 2 回目*。今回は舞台が岐阜なので、岐阜出身の僕を呼んでいただけたのかと。やっぱり地元がドラマの舞台になるというのは嬉しいもの、岐阜の蜂蜜は本当に美味しいので、その点を全国の皆さんに知っていただきたいですね。
風間は、岐阜産のハチミツを自社販売する会社の社長なのですが、一言で言うと怪しい人です(笑)。いつもこの麦わら帽子を被っていますし両手を握る独特のポーズもね、色々怪しいでしょ(笑)?
*2016 年、筒井道隆主演『リテイク 時をかける想い』にレギュラー出演。
『スイッチ!』スタジオでの収録について
故郷のようなスタジオなのに凄い緊張してしまいました。いつものレポーターと違って、役者としてセリフを喋らないといけない緊張感はハンパ無く、撮影中に一瞬、息継ぎができなくなったほど。
でも『スイッチ!』のスタッフには、僕のいつもと違う一面を見て「敦士はこんなこともできるんだ!」と思ってもらえたら嬉しいですね(笑)。

大地の目に吸い込まれそうになりつつ「叱ってもらいたい」

大地や松本との共演経験&印象について
お2人とも初共演です。大地さんは存在感が凄い上に、立ち振る舞いが素敵。劇中でもの凄く怒られるシーンなのに、その目に吸い込まれそうになってしまう…大女優と呼ばれる方はこういう感じなのかと実感したし、プライベートでも「しっかりしなさい!アンタ」とバシッと叱ってもらいたい(笑)。あの華奢なお体で、あの大きな存在感は驚きですね。松本さんは一見ほわんと穏やかな雰囲気ですが、本番になると、その場を制圧するような強さを見せるのが凄いです。
視聴者へのメッセージをお願いします
クスッと笑えるコメディー・タッチの部分もあれば、悪者を成敗していく勧善懲悪にスッキリしたり、ほろりとしたり、痛快なドラマになっていると思いますので、楽しんで見ていただけたら嬉しいです。僕は4話だけですけどバッチリやっておりますので、是非ご覧ください!

第1話から最新話まで全話配信中!

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