「私を誰だと思っているの？美のスーパードクター、中島ハルコよ！」このセリフもいよいよ見納め、今夜最終回を迎える土ドラ『最高のオバハン中島ハルコ』（東海テレビ・フジテレビ系／最終回は24時10分スタート）。
最終回を前に、主演の大地からメッセージが届いた。

大地のラストシーンは、第９話の“ハルコといづみが対峙する”シーン。その撮影が終わり、迎えたクランクアップ。
スタッフから「我々全員を引っ張ってくださった主演・中島ハルコ役、大地真央さん。クランクアップお疲れ様でした。
そして、いつも天気を操っては現場を晴れにしてくださって、ありがとうございました」と声をかけられると、大地は一瞬でハルコとなり「私を誰だと思っているの？」と笑顔でピシャリ！その一言にスタッフから一段と大きな歓声と拍手が上がった。

“ツレ文化”に共感の大地 「ファミリーは永遠」

「ありがとうございます、中島ハルコです(笑)。皆様、本当にお疲れ様でした。暑い夏から今日という日まで、こうやって完走できたことを本当に嬉しく思います。皆様が支えてくださって、素敵なキャストと共に、この作品の第２弾を実現できたことを本当に嬉しく感謝申し上げます。第３弾は再来年ぐらいでいいかなと思うのですが(笑)ハルコなだけに春（の放送）を目指したいなと思っております」と挨拶。

来春の続編を熱望していた松本は「なるべく早めの方が」と一言。それに大地が「じゃあ、秋子？冬子？私はハルコ(笑)」と最後までユーモアを交えつつ「皆様への感謝の気持ちでいっぱいです。このファミリーは永遠だと思っています。本当にありがとうございました！」とコメント。数々のハルコ語録の中でも、「ツレが大事」というセリフに共感したと話していた大地。スタッフへの感謝の思いがあふれていた。

フェンデイ、エミリオ・プッチ　何度も見たい！ゴージャスハルコ

最終話にはみどころがいっぱい。まずは、ゴージャスハルコさんから。

こちらは、IR招致に向けてハルコが岐阜の超絶技巧の名品を集めて開催するチャリティー・オークション、通称“ハルコ・オークション”のシーン。
まとっているのは、大ぶりのイヤリングと共にイタリアの高級ブランド『エミリオ・プッチ』のもの。（写真①）全身ヒョウ柄というだけでも難易度が高いのに、加えてピンクという難易度爆上がりのロングドレスを品よく着こなしてしまうとは、さすがファッショニスタ大地！

その他にも、フランスの高級ブランド『ヴァレンティノ』の赤いベルトをアクセントにしたり、（写真②）
ジャケットと共布でできたスカーフをターバンとして使用するなど小物づかいにもセンスが光る。（写真③）
ちなみこちらは『MAX＆Co.』というイタリアのブランド。また美濃のマムシこと海藤道三からの誘いには、『フェンディ』のファーとスーツ（写真④）で登場。七変化のゴージャスハルコが堪能できる。

プロも太鼓判、圧巻のオークショニア姿！

それだけでは無い。今回劇中でオークショニア（オークションの進行役）を演じる大地。そのシーンは、世界有数のオークションを開催することで知られるイギリス『クリスティーズ』の日本支社が監修、撮影も立ち会った。するとその道のプロが「うちのオークショニアにも見せたい！」と興奮の一言。話を聞くと「オークショニアとは、単に檀上でハンマーを手に売り買いの進行をするだけではない。来場・リモート含め何百人もの買い手を相手に、何百億という品物を動かすだけの魅力が必要」だとか。

そのパフォーマンスを学ぶために、イギリス『クリスティーズ』の新人オークショニアは、多くの有名舞台俳優を輩出するイギリスの劇団『ロイヤル・シェイクスピア・カンパニー』で研修を受けるという。
改めて大地の演技の感想を聞くと「合いの手も毎回変えられていますが、どれもちゃんと（プロのように）なっています。是非うちのオークションにも来て欲しい！」と熱烈なラブコールを送った。

みどころ満載の最終回、最後に大地が視聴者に送ったメッセージを紹介する。

美のスーパ―ドクターからのメッセージ

「笑うことは免疫力アップになるといいますから、少しでも皆さんに笑顔になっていただけたらなと思っています。大笑いじゃなくて、クスッとなるだけでいい。あるいは形だけでも笑顔を作ると、脳も騙されて幸せな気持ちになるらしいです。ハルコには必ず笑えるところがありますので、免疫力アップになる作品です！ぜひ最後までご覧ください」