松本まりか「ロケ先の皆さんに支えられた作品」 佐野史郎「2度あることは…」
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2022.12.09
あす最終回を迎える大地真央主演、土ドラ『最高のオバハン中島ハルコ』(東海テレビ・フジテレビ系/最終回は24時10分スタート)。ハルコ(大地真央)の相棒として成長したいづみ役の松本まりか、そしてハルコ最大の敵としてしつこく追いかけた美濃のマムシこと海藤道三役の佐野史郎から、クランクアップコメントが届いた。
いずれも最終話でハルコ対決、その行方も気になるところだ。
オールロケを振り返り 松本まりか「皆さんの支えが作品に」
この作品を一言で言うと「心底楽しかった!」。3ヶ月強このメンバーと現場にいられることに幸せを感じていました。チーム・ハルコはキャストもスタッフも仲が良く、スケジュール他色々大変な現場だけど(笑)それすら楽しんでいる感じがして、それがこの作品のパワーになっている。また地方ロケでは現地の方々がすごくウェルカムしてくれて「撮影に行ってこんなに喜んでもらえる作品は無いのでは?」と思うほど。それらすべてが映像にも表れていると思いますので、どうぞ最後の最後まで楽しんで見てください!
思い出に残っているシーンは、第6話の下呂温泉。いつも強いハルコさんがお化けが怖くてヒーヒー言っている時に私(いづみ)がわざと驚かすシーンが私的にはすごく新鮮でした。ワッ!って脅かすいづみも、それに対してワーキャー驚くハルコさんも、その掛け合いが本当に楽しかったし、あのシーンの大地さんがめちゃくちゃ乗っていて、ハルコさんのいろんな表情を見ることができて本当に笑った撮影でした。
思い出に残っているエピソードは、“現場コント”をよくやっていたこと。例えば、いづみがハルコさんの後ろに見切れたりするシーンの時に、顔半分とかは嫌なので実際より少し位置をズラして立って「テレビに映りたい!」と言うと、大地さんが「いづみちゃん、ここは映らないでね、ハウス!」と言われたり。そんなやりとりを大地さんも「楽しい!」と言ってくださるのが嬉しいし、このコンビが自然体でできるようになったのも嬉しかったですね。
いづみは主に“受けの芝居”だったので、“その場で見て生まれるリアクション”が豊富にできるようになり、特にコミカルなものは、この作品を通して自分の中で確かなものとなりました。
第2弾ともなると、いづみ役が自分の体に染み込んでいるから、迷うこともあまり無く、自由な発想で“ハミ出る演技”ができるようになり、女優としては結構吹っ切れたし「ここまでやっていいんだ!」と演技の幅が広がったなと感じています。
佐野史郎「2度あることは3度ある」 続編に期待!
美濃のマムシこと海藤道三役を演じた佐野史郎。海藤一派である、菰野大臣役の南圭介、内閣府顧問・遊田役の金剛地武志と共にクランクアップを迎え、大地をはじめキャスト・スタッフから大きな拍手が佐野に送られた。
<佐野史郎クランクアップコメント>
とにかく最後まで無事に終えることができて、ほっとしています。東海テレビさんでは、これが2本目の出演となりました。『2度あることは3度ある』と言うことで、次も楽しみにしております(笑)。ありがとうございました。皆さん、お疲れ様でした!
するとそこに、その日は撮休のはずの松本まりかが突然プレゼントを持って登場。
その姿を見つけると佐野は「わざわざ来てくれてありがとね~」と申し訳なさそうに言いつつも、海藤役では見せるのことの無かった満面の笑みを見せた。
佐野のラストシーンは“ハルコ・オークション”の白熱する競りの撮影。会場としてお借りしたのは、地域交流センター「船津座」。重厚な日本建築美のなか200インチのスクリーンを備える多目的ホールには約100席の椅子が並べられ、多くのエキストラが参加。
セレブが集まる場ということで着飾った服装も相まって、本物のオークションさながらの活気と華やかさに包まれた。
そんななか佐野曰く「使えない部下」を引き連れて会場入り、最後方の席に陣取り表情ひとつ変えずに喋るその姿は、まさに、じっくり獲物を狙う“美濃のマムシ”海藤そのもの!最終話では是非そのシーンも注目して欲しい。