気が付けば9月。
今年の夏はどんな夏でしたか?
「お盆休みに地元に帰省した」という方も多いのではないでしょうか。
私も津の実家に帰り、家族や幼なじみと過ごしました。
社会人になり年々膨らんでいくのは、
「やっぱり地元はええなあ」という思いと、
「地元のためになる仕事がしたい」という気持ち。
今年の夏は、
そんな私と同じ思いで活動されている方々を取材しました。
三重県津市の魅力を広めるため、
現在制作中の"津カルタ"
松阪のご当地カルタに続く第二弾です。
「あ」から、隠しカードの「ん」までの"読み札"の内容は、全て津の名物や名所に関するもの!
公募で選ばれた津市民がモデルとなり津市内で撮影した写真が"取り札"となります。
撮影を担当するのは、
津市出身の写真家・浅田政志さん。
「家族写真」を代名詞とし、
"写真界の芥川賞"といわれる木村伊兵衛賞を受賞した若き実力者です。
浅田さんと、発起人で浅田さんの同級生の若林祐基さんが中心となり、
津カルタの制作に取り組んでいます。
制作現場を取材させてもらうと、
そこは「笑い」であふれていました。
その場にいる人たちの「心からの笑顔」を切りとる。
撮影の時間そのものが、写る側にとって楽しかった記憶や記念になるように、「せ~のっ」で息を合わせて、皆で最高の1枚を作り上げていく。
私も、
『サオリーナ』での撮影に参加させて頂きました!
皆さんとケラケラ笑いながら、パシャリ。
ふるさとでの思い出がまた一つ増えました。
「"ふるさと"と"家族"は似ている」と話す浅田さん。
生まれた時から当たり前にそこにあって、
反発したり離れたりする時期もあるけれど、
大人になり、他にはない魅力に気付いていく。
自分にとって大切な存在、大切な場所。
ふるさとを愛する気持ちが詰まった47枚のカルタ。
津市内の保育園、幼稚園、小・中学校175校に配布され、
今後、津まつりの会場やアンテナショップなどでも販売するということです。
これからも、私は私なりの方法で、
東海テレビのアナウンサーとして
ふるさとのためになる仕事を模索していけたら・・・と思います。