先日、スーパーニュースの中継で鶴舞公園に行きました。
鶴舞公園といえば、名古屋を代表する桜の名所。
毎年多くの花見客が訪れます。
満開の桜の下では、飲めや歌えやの大宴会... というのが例年の光景です。
しかし、今年はやはり違いました。
東日本大震災の影響で、自粛ムード。
ライトアップの提灯は外され、裸電球の明かりの下での夜桜見物です。
また、職場での花見を自粛する企業が多く、ビニールシートの上でくつろぐスーツ姿はほとんど見かけませんでした。
ただ、仕事帰りに公園に立ち寄り、歩きながら夜桜をめでる姿がちらほらと...。
「宴会は自粛だけれど、こういう形で今年の桜を見ておきたかった」と話して下さった方もいました。
自粛はせずとも、被災地への気遣いをしつつ花見を楽しむ方もいるようです。
「節電に配慮し、夜ではなく昼に」
「桜の下で、東北のお酒を飲もう」などなど...
日本の国花に選ばれている桜。
日本中のあちこちで、多くの人が、様々な気持ちをこめて、今年の桜を眺めています。