先日放送した「きょうのアナ。」では、中山道・加納宿の旅をご紹介。
岐阜市の街なかで、江戸情緒にたっぷりと浸ることができます。
風情ある町並みを歩いていると、
足元に気になるものを発見!
側溝のふたに、御鮨街道(おすしかいどう)の文字。
何とも美味しそうで、可愛らしくもある名前です。
江戸時代、長良川で捕れた鮎を鮎鮨に加工し、
将軍家へ献上した道、とのこと。
江戸の情緒を今に伝える加納宿は、
昔から和傘の一大産地として有名です。
全盛期には、和傘を商う店が600軒もあったとか。
今ではわずか数軒にまで減ってしまいましたが、
伝統の技はしっかりと守られています。
こんな和傘が似合う大和撫子になりたい!
洋傘と比べ骨の数が多い和傘は、内側から見ても素敵です。
放射状に並ぶ竹は、美しい模様のよう。
加納で作られた和傘の多くは、
京都に送られるとのこと。
舞妓さんの蛇の目傘はもちろん、
最近では、和のインテリアとして室内に飾る用途も多いそうです。
しっとりと(!)和傘をさして、粋な気分を味わった後は...
長良川を、舟で渡りました。
江戸時代にはすでにあった、この「小紅の渡し」は、
現在では、なんと県道の一部になっているのです!
水の上にも、道があるとは驚き!!
舟の上から見る長良川は、美しく澄んで、
まるで鏡のように周りの景色を映しこんでいました。
小さな魚もたくさん発見。
しかも、嬉しいことに乗船は無料!!!
船頭さんの優しさにふれながら、
つかの間の"舟旅"を楽しんではいかがですか?