6月13日公開の映画『海街diary』
海の見える街を舞台に、
4姉妹が絆を紡ぎ居場所を見つけていく家族の物語です。
4姉妹を演じるのは、
長女・綾瀬はるかさん、次女・長澤まさみさん、三女・夏帆さん、四女・広瀬すずさんという今をときめく豪華な女優陣。
吉田秋生さん原作の人気コミックを、
国内外で高い評価を受ける映画監督・是枝裕和さんが映画化。
映画の公開を前に、是枝監督にお話を伺いました。
(・・・ちょっと手ブレしています。笑)
監督は、作品をつくる際、"家族の音"を大切にしているそうです。
縁側や、円卓を囲んで、ゆっくりと進んでいく4姉妹の時間。
「いただきます」の一言で口ゲンカが終わったり、
「電話出て」「ちゃんと座って食べなさい」「早くお風呂入っちゃいな」などと姉が母のように妹をたしなめたり、
それぞれの悩みや喜びを分かち合ったり・・・
何気ない家族のやりとりが、どこか懐かしく、4姉妹を愛おしく感じました。自分と家族との関わり合いを重ね、優しい気持ちになります。
また、今回の映画でカギとなるのが"街の風景"です。
是枝監督によると、
舞台となる鎌倉の四季・景色を美しく丁寧に撮り、
その風景の中に、登場人物がどのように溶け込んで居場所を見つけていくかを意識したとのこと。
満開の桜並木、梅酒の仕込み、梅雨に濡れる紫陽花、浴衣で花火・・
四季の移ろいと共に、日本人の暮らしがあることを実感しました。
どのシーンもとても美しいです。
ちなみに、映画を観た後、家族に会いに実家に帰り、
一人暮らしの家でも梅ジュースを漬けてみました。
我ながら影響を受けやすいです・・・。笑
インタビューで伺った撮影秘話などは、
12日放送の『みんなのニュースone』で放送予定です。
ご覧いただければ嬉しいです。