入社した日から、丸7年。
3月いっぱいで、長年お世話になった平日夕方のニュース番組を卒業しました。
(▲最終週は連日、1週間早く満開を迎えた"桜"の取材。)
番組最終日のあいさつは、前夜に一人で何度も練習したにも関わらず、
涙をこらえるのに必死で、結局「ありがとうございました」しか言えなくなってしまいました・・。
ちょっと長くなりそうですが、この場を借りて、お礼を言わせてください。
2011年、春。
不安でいっぱいだった始まりの春の日のことを、今でも昨日のように思い出します。
何ひとつ上手くできず、情けなくて、申し訳なくて、悔しくて、毎日泣いていた、あの頃。
(▲2011年4月-2013年3月 「スーパーニュース」庄野俊哉アナ&関根和歌香アナと。
1年目は生活情報コーナー『ウラなう。』を担当)
この7年、
事件や事故、火事、自然災害のニュースに胸を痛め、憤り、悲しみ、無力さを感じることもありました。
(▲2013年4月-2015年3月 「スーパーニュース」中村昌秀キャスターと。事件・事故の現場にも・・)
チームワークで成り立つ仕事。
視聴者の皆さんに、最終的なバトンを繋ぐ役割を担うことに大きな責任や重圧も感じていました。
もっと器用に、ちゃんと上手に伝えられれば・・・と自分に対して、いつも歯がゆく思っていました。
(▲2015年4月-2018年3月 「みんなのニュースone」福島智之アナ&松井美智子アナと。)
でも、振り返ればいつも、周りの方々のあたたかなサポートがありました。
そして何より、取材を通して東海地方の多くの方々との出会いに恵まれました。
地元の明るいニュースや、
歴史的な瞬間、
頑張っている人たちの姿や、
皆さんの故郷への思いをお伝えできたことは、
地元でアナウンサーになれた私にとって、何にも代えがたい喜びでした。
取材に応じてくださった方、すべてのスタッフ、そして視聴者の皆さまに、
感謝の気持ちでいっぱいです。
心から・・・ありがとうございました。
私にとっては、これまでのアナウンサー人生のすべてが、この番組での思い出です。
大切な大切な、思い入れのある、夕方のニュース。
4月からスタートした高井一アナ&上山真未アナの『ニュースone』を、
多くの方にご覧いただけたら嬉しいです。
アナウンサー人生第二章、どんな未来が待っているのか不安でもあり、楽しみでもあります。
終わりは、始まり。
これから新たなステージで、 頑張ります!!
新年度の担当番組については次回のブログで・・・♪