週末には東海地方にも台風が接近しました。
土日など人員手薄な時に限って、台風の影響等があるのが常。
気象予報士の菊池真以ちゃんも、休日出勤での対応です。
予報だけでなく、伝え手としても優秀な菊池予報士。
気象に関する言葉の使い方を教えてくれるなど、頼れる存在です。
ちなみに台風のニュースでよく耳にする表現では...
・「やや強い雨」 1時間に10ミリ以上、20ミリ未満
・「強い雨」 1時間に20ミリ以上、30ミリ未満
・「激しい雨」 1時間に30ミリ以上 50ミリ未満
・「非常に激しい雨」 1時間に50ミリ以上80ミリ未満
・「猛烈な雨」 1時間に80ミリ以上
こうした定義があるのをご存知ですか?
詳しくは、気象庁のホームページに掲載されています。
なお、
「やや強い雨」では、ザーザーという雨音で話し声が聞き取りにくくなり、
「強い雨」とは、土砂降りの雨で傘をさしていても濡れてしまうほど。
「激しい雨」とは、バケツをひっくり返したような雨で土砂崩れが起こりやすく、
「非常に激しい雨」では、屋内で眠っている人も雨音で目が覚め、
「猛烈な雨」では、息苦しくなるような圧迫感を感じるとされています。
普段何気なく耳にする、気象用語の数々。
正確な意味を知っていると、天気予報がより役に立つと思います。