前回に引き続き、アートの話を...。
今、名古屋ではアートが元気!
去年の国際芸術祭「あいちトリエンナーレ」をきっかけに、若い作家が次々に育っています。
そこで、私が出会った注目の若手作家をご紹介します。
まずは、山岡香澄さん。
日本画の技法で描いた、繊細な作品です。
図書館司書を務めるかたわら、創作活動に励んでいる香澄さん。
清楚で端正な作風です。
こうして見てみると、作家と作品のイメージがぴたりと合っています。
続いても、若手女性アーティストをご紹介。
目の付け所が、とにかくユニークです。
野村愛さん。
動物の絵を得意にしていますが、彼女の一番の特徴は、
「一番目立つ部分を描かない」こと。
キリンの場合、その長い首を敢えて描かないのです。
余白を活かした描き方も独特。
他にも、あっと驚く新鮮な構図で動物を描いています。
山岡香澄さん、野村愛さんの作品は、
7月3日(日)まで、名古屋市千種区の「ジルダールギャラリー」で展示されています。