現在開催中の、「長良川おんぱく 2012」
"おんぱく"とは、長良川温泉博覧会の略。
岐阜市内のあちこちで、様々なカルチャー体験をすることができる
魅力的なイベントです。
食、アート、ホビー、街歩き...
プログラムの数は、なんと120!
中でも人気を集めたのが、
"ホンキ系 芸舞妓修行体験"
昨日のスーパーニュース「きにナール!」のコーナーでは、
恒川アナが着物姿で体験リポートしました。
その案内役は、130年の伝統を受け継ぐ
鳳川伎連(ほうせんぎれん)の皆さん。
私も、先日ご一緒する機会がありました。
名古屋市内の老舗料亭「蔦茂」にて開かれた、
岐阜の観光PRイベントの取材にて。
お座敷遊びをしているわけではありません!これも取材の一環で...。
(なんて楽しい取材なのでしょう♪)
芸妓の一歩手前、「中花(なかばな)」の菊久朱(きくあや)さんは、
留学経験もあるバイリンガル。
アメリカでの経験から、日本文化に強く魅かれ、
花柳界の仕事に就くことを決心したそうです。
そして...
芸妓は、女性だけの仕事ではないとご存じでしたか?
男性の芸妓は、「幇間(ほうかん)」と呼ばれます。
長良川のお座敷文化を守る、幇間の喜久次(きくじ)さん。
なんと、西日本でたったひとりの幇間です!
ただ立っているだけで、これだけの色気を醸し出せるとはさすが♪
長良川鵜飼の舟遊びで披露する踊りを鑑賞。
粋な身のこなしに、しばし見とれました...
幇間とは、
間(ま)を助ける(=幇)、という意味。
まさに機転と気配りのプロフェッショナル!
見事な話芸や、座の盛り上げ方など、
本当に勉強になります。
現在、喜久次さんを含め、全国にわずか7人しかいない幇間。
この粋な文化を、これからも受け継いでほしい!!と心から願います。
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