日に日に肌寒くなり、季節が進んでいるのを感じます。
2016年も、残すところ後2か月をきりました。
今年も色々なことがあったので、少しずつ振りかえっていきたいと思います。
春、出会いと別れの季節。
みなさんは、ご自身の「小学校の卒業式」、覚えていますか。
今年は、ある小学校の先生から「卒業式当日、卒業生たちにサプライズをしたい!」という依頼を受け、ONEの番組で、お手伝いをさせて頂きました。
みよし市内で唯一、卒業生が2つの中学校に分かれて進学する、この小学校。
仲の良い友人とのお別れの日を、少しでも明るく笑顔で送り出してあげたいとの先生方の思いを汲み、
6年生3クラスの教室の黒板に、カラフルなチョークを使った『黒板アート』を施すことにしました。
制限時間は、卒業生が式を終えて教室に帰ってくるまでの、わずか1時間半。
賛同し協力してくれた愛知県立芸術大学の学生さんたちと共に、大急ぎで書き上げました!
・・・といっても、私は上手に絵を描けないので、文字パートを担当。
一人一人の名前と夢を書きました。
「いつか大人になった時、今日の日を思い出してくれたらいいな。」「夢が叶うといいな。」
と願いながら、チョークを走らせました。
サプライズは、無事、成功!
子どもたちの笑顔と、先生方やボランティアの学生さん達の涙に、私の胸にもあたたかい気持ちが広がりました。
「みんなの明るい未来を願って応援してくれる大人たちがいるよ」と、静かに、でも確かに、感じた取材でした。
卒業生の未来が、希望に満ちたものでありますように。