徒然草の中の「仁和寺にある法師」。
高校の古文の授業で習い、いまだに耳に残る一節です。
憧れの石清水八幡宮に詣でて大満足しているものの、
実は、肝心な本殿をお参りしていなかった、というお話。
仁和寺といえば、"お茶目なお坊さん"
個人的にはそんなイメージを持っていましたが、
なんといっても世界遺産の名刹!!!
桜の名所でもあります。
名高い御室桜は、先週末まさに見頃。
花の時期が遅く、京都の桜シーズンの最後を飾ります。
御室桜の林を抜けて振り返ると、こんな絶景が待っていました!
桜の花々の上に姿を現す、五重塔。
この世のものとは思えないような雅な風景です。
根元は散り初めの花びらで覆われていました。
枝にも、地面にも桜!!!
御室桜は、背丈が低いのが特徴。
花を近くで楽しめるのも魅力です。
ちなみに...
「あんたは、御室の桜やなぁ」
と言われたら、花が...いや、鼻が低いという意味だそうです。
私の鼻も、御室の桜かな...(^_^;)