桜の絵ばかりを集めた日本画展を鑑賞した時、
夜桜を描いた作品の多さに驚いたことがあります。
闇夜に浮かび上がる桜...。
確かに、幽玄で日本的な美を感じます。
京都府立植物園にて。
宵闇に浮かび上がるしだれ桜。
まるで手招きしているように揺れていました。
コロンとした丸い形に花が付いた木を発見!
こちらは幽玄というより、縁起物の餅花のようにも見え、
福々しく可愛らしい印象です。
八重咲の桜かな!?、と思いつつ近づいてみると...
なんと桜ではなく、桃でした!
しかも、濃い色と薄い色の花が、同じ木に咲いています!!
「源平しだれ桃」という品種で、紅白の花が
源氏と平氏のように競い合って咲くことから名づけられたそうです。
夜桜ならぬ「夜桃」も、また良いものです。
私も、桃子という名前を持つからには、
桃の花の魅力をもっと知らなくては!と思いました(^_-)-☆